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【絵本と子育てのあいまに】Vol.2 地続きだった本とおもちゃ

前回のやりとりを思い出しつつ、

今回はわが家の『本が身近にあった環境』について振り返ってみたいと思います。

「本好きに育てよう」と力を入れた教育をしていたかというと、そうではないと思います。


「本を好きになってくれたらいいな」とは思っていましたが、

そこまでの情熱というか...

そういったものは私にはなくて、育てるだけで精一杯というのが本音(笑)。

 

 

ちょっと、こんな観点から振り返ってみました。

✫ 家の中に自然と“本がある”環境✫

 

出産祝いのいただいた絵本や

「ちょっとお母さんらしいことをしてみよう」と思って購入した絵本たちは、

数こそ多くはなかったけれど 、
0歳の時からずっと手の届くところにあって、

おもちゃと地続きのようになっていました。

 

 

 

物理的にも、おもちゃのすぐそばに置かれていて、存在としても、同じように「楽しいもの」でした。 

 

幼児向け雑誌の『いないいないばあっ!』を1冊買った時には、

1か月後2か月後には、ビリビリになって、ボロボロヨレヨレ。

 

そうやって、娘は遊び倒していました。


もはや原形をとどめなくなったそれは、

母の子育ての思い出として、

彼女が小学校高学年になる頃まで保存していました。

 

そこには、あの頃の「本と遊ぶ娘」の思い出が詰まっていたんだと思います。 

 

赤ちゃん期の娘にとって、

本というのは、

 

「楽しいもの」

「遊ぶもの」

「好奇心を満たすもの」

「自由に触れていいもの」

 

だったんじゃないかなと、今、思います。

 

絵本『おしり』はそんな日々が刻まれています。(『おしり』三浦太郎/講談社)

絵本『おしり』には、娘の落書きも残っています。
やぶれていて当時の私がセロテープでひとまず補修しちゃっているページもあります。

こちらは絵本『おくちをあーん』。

こちらもカラフルで、どんな思いで娘は描いてたのかな…そんなことを考えると胸いっぱい。

 

今となっては愛おしい一冊であり、娘からのプレゼントのようにさえ思います。

(『おくちをあーん』さかいきみこ/アリス館)

 

長くなりそうです。

次回は【小さい頃の読み聞かせ時間】について思いだしていこうと思います。
6月14日(土)アップしますね☆

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